桃缶から生まれるだろうモモタロウは、美味しさを増すため蜂蜜に漬けられていました。おばあさんが桃缶を缶きりで開けている途中に、洗濯機が脱水を終えました。おばあさんが洗濯物を干している最中に、おじいさんが桃缶から蜂蜜を抜き取り、レモン漬けを作りました。お爺さんが仕事に出かけると、ちょうど洗濯物を干し終えたおばあさんは、お腹が空いていたので、レモンをつまんで食べ尽くしました。ほっとかれたモモタロウは、何とか缶から抜け出し、疲れて寝ているおばあさんの入れ歯を抜きましたとさ。