ノミが大量発生している飼い猫が、車にはねられて病院に運ばれた。 このとき病院は被害者になりうるという考えもあるが、主治医が、 「へい！ドクター！」 と言ってしまえばサイレンも単なるＢＧＭ。

年季の入った靴と良質な靴墨はセットである。 靴墨の存在を葬ると、画竜点睛を欠く。 足枷は要らないが、振り子は必需品。 後退も進むことなら、戻ることはアリエナイ。

えらくなくて、汚くなくて、仕事をしているように見える仕事をください。 店でおしゃべりしている店員に対して、 「おまえら仕事をしろ！」 と注意したぷーたろーがいましたとさ。

運転中に携帯電話をしてはいけない。でもイヤホンは嫌だし、車に乗るたびに装置を装着するのも煩わしい。だから携帯秘書を雇うことにした。時にはアドリブさえも披露してくれるらしい。

平和を望んでいる人間が空を見上げている。それは青空に対する憧れかもしれない。それとも降ってくるミサイルを待っているのかもしれない。僕は自動操縦にはなれない。セミオートマでそれなりの気分を味わえればいい。

未来爆弾に火をつけた。 忘れた頃に爆発した。 先生が出した宿題に夢中になっていた。 もう宿題をする必要はない。

初めてのオムライスに旗を立てる。そこに在るべきというわけではないが、在ったとしても不自然ではない。 ケチャップ⇒マヨネーズ。この辺りまで許容範囲。 マヨネーズ⇒生クリーム。こめかみピクピク。 生クリーム⇒つぶあん。嗚呼、せめてこしあん。

お札はあっても紙幣は無い。お札に映った顔を見たら、薄ら笑いを浮かべていた。そして、銀行からお金が無くなった。僕らはスコップを支給された。

月曜日を迎え撃つことに意気消沈している皆様コンバンハ。 例えばカレンダーに向かって不毛な戦いを挑んでも無駄です。潔く諦めましょう。 そんなときはマスの油を数滴注入して、軽くジョギングすると活力が出てくるようです。そのときは右回りのコースでお…

小生は逆子でやんす。 所謂不正を許せない輩でありんす。 だからといって禁煙家ではありませぬ。 成り行きを見守って新聞をお届けするのが仕事でやんす。 所詮は過去の出来事でやんす。

ストラスをエフェクターにつないで国家を流す。僕の声がカレテいくたびにホンモノに近づいていく。抑制されたものはそこまで来ていた。誰が呼んだわけでもない。 １８０＋百八十＝Ａ

小銭を拾いにテレビの中へ出かけよう。弁当は今夜のおかず。水分は不要。最近は物の表面だけを見ています。フカミがありません。まろやかなコクもありません。パートナーは必要ですか？

スタートダッシュで敗北し、罵声を浴びせて逃げていく。敵から逃げたものの、破滅には突進している。 コマンド。 『イズミにはアシを切り落とすための斧が沈んでいます。どうしますか？』 そうは言われたものの…。

時には反対意見に従いたくなるのも風情があってなおよし。 時には賛成意見を疑いたくなるのも情緒があってまたよし。 時々斜め４５度を向いて無視するのもこれまた結構。

溺れる犬を棒で叩くのが最近の風潮になっている。欲しい宝石はと聞かれるとサファイアと答えてしまう根性が好きだったりする。ベンチャーズの影響かどうかはわからないが、壊れた窓の群集心理だろう。

忍法で伝言を伝えると、半年経てば自分も解読できなくなります。一人伝言忍法を使うと、やや電波寄りになります。複製を使うと、始終空回りします。ハブです。なんです。

クライマックスにはトンボを捕まえろ！どこにでもいそうな奴よりも、少し苦労して見つけたふりをする風情がよい。首から虫眼鏡をぶら下げるのもなおよし。

なんか寝つけれない日。 まあそんな日もあるわ。 なんか目覚めの悪い日。 まあそんな日もあるな。 なんか歯切れの悪い日。 確かにそんな日もある。 そんな日は誰かのワナにはまりかけている。

「君ちょっと黄色過ぎ。」 「見間違いでしょ。」 「今居間で水槽に浸かってただろ。」 「勘違いでしょ。」 「しかし弟よ。」 「一応ね。」

独自にフレックスタイムを導入しても良い理由。 雨が降っていたから。 風が吹いていたから。 霧が濃かったから。 体が異様に痒かったから。 野虱が発生したから。 季節は春過ぎ。

クレジットカードに溺れていませんか？ 持っているだけで利用特典あり。 まことしやかに騙されていたりします。 カードに無数の穴があいています。

世界のどこかの交差点で誰かが轢き逃げされている。 希望絶望様々な想いがシャットダウンされる。 ピクニックに行きかけていた。 明日は僕の番かもしれないけど…。

僕がパンを盗んでくるから、君はミルクを盗って来て下さい。パンは店から盗って来なければいけないけれど、ミルクは絞ってくるだけだから簡単でしょう。絞りたてを飲ませてあげよう。

未踏の地にて確認。 ハリネズミはワカメから生まれるものとする。 針はやや緑色でした。 もしかしたら人畜無害かもしれません。

まわしの絞め忘れを行司のせいにしないでください。失禁し放題です。道路はトイレではありません。間違って首を飛ばされても、文句は言わないでください。

悪性腫瘍が癒着したまま、暴走リニアは過ぎ去ってしまいました。車掌はやや俯き加減ではありますが、サルにすらなりきれていないようでした。乗客は一部を除きＶＩＰにもかかわらず…。腕時計の音がしていました。

肥えた資本。携帯電話を１月３０台契約しても賄えます。電磁波が脳細胞に食い込んで、ヒステリックになっているようですが、国家が歪んでも、頭は歪まないようです。吐きそうなぐらい馬鹿げた話ですが、続きはミュンヘンでお伺いします。

せめて隣の駅まで乗せて行ってくれないか。 目的地とまでは言わないから。 とりあえずその方向に向かえば良いので。 誰か腕を組んでくれないか。 形だけでかまわないから。 見せかけに騙されたりしないから。

頭熱いです。騙されたのです。誰に？誰かに。乾燥しています。大波が来るのです。どこに？どこかに。架空の人です。まだ第一段階です。いつもいつでもいつまでも。

なまけものとはおいらのことさ。 飯だけ喰って座ってる。 どこに行くとも分からない。 手紙をひたすら書いている。 明日は何があるだろう。 電話は誰が鳴らすのか。 茶色の脳で考える。 それすらもう拒絶する。