2006-04-01 記 「きちんと積み木片付けとけよ!」 完成されそうなアートに矛先が向けられた瞬間だった。 それは少年を暴発させるには、あまりに充分過ぎた。まさにルネッサンスここに在りというみたいに…。 「親心っていうのは、味噌汁作るだけで十分やで。」 少年は涙まじりの鼻紙で、テルテル坊主を作りはじめた。消化不良。