列から取り残されたものは脱線して、やがて空に昇って行った。カエッテ来たときにはロボットになっていたが、そのモノを珍しがるモノは、ひとつもなくなってしまっていた。その時初めて、自分には液体が必要ない事がわかり、ラストヒューマノイドを自覚した。住所不定