「ヌケガケは無しっすよ。」
「でもそろそろ犬に餌をやる時間何すよ。」
「犬なんて少々餌ヌイテモ大丈夫やって。」
「いくら自分の家の子猫に餌やってへんからゆうてもそら酷いっすわ。」
「猫は餌やったらあかんねん。自分で見つけささな甘えてまうねん。」
「でも飼っとるからにゃ餌やらなあかんっしょ。」
「ゆうても俺が餌やからな。」
そうしてカツオブシは自分の身をスリツブシテ最後には味醂に乗っ取られてしまいましたとさ。南蛮仕込。